失敗

レーシックで本当に回復するのか

最近ではレーシック手術が世間的に注目されており、多くの人が視力を取り戻すために積極的に受けている傾向にあります。
そんなレーシック手術による効果というのは、一般的に視力回復効果に優れていると言われており、統計上約9割以上の患者さんが、視力1.0以上にまで回復をしているようです。
ただし視力をどの程度まで回復することが出来るかということは、レーシック手術前の近視の状況によって変わってきます。

例えば手術前の視力で0.01といったかなり近視が強い方は、レーシックを受けたとしても、1.0まで回復することが出来ないケースもあります。
これには理由があり、人によって視力の回復程度が異なるのは、レーシックによる角膜を削る量が関係しています。
強度の近視の方であればあるほど、レンズの屈折率を調整させるために、厚く角膜を削ることになりますが、実はこの角膜を削ることの出来る角膜の厚さは限度があります。

このような理由があるために、視力回復のために十分に角膜を削ることが出来なくなってしまい、1.0以上にまで回復をすることが難しくなるワケです。
このような角膜の厚みというのは人によって異なっていますが、これまで症例では1.0以上まで回復をする可能性は少ないのが現状です。
そう考えますと、強度の近視の方がレーシックを受けることにあまり意味が無いと感じてしまうかもしれません。
こちらの心配されるレーシックの副作用についての記事も参考にご覧ください。

もちろんそんなことは無く、もし視力が1.0以上を取り戻すことが出来なかったとしましても、0.8や0.9程度まででしたら十分に視力を回復することが出来るのです。
一般生活を送るために0.8以上の視力を持っていればほぼ問題なくメガネやコンタクトレンズを使用することなく裸眼生活が可能になります。
最終的にレーシックを受けるか受けないかを決めるのは貴方自身です。
もし1.0以上の視力では意味が無いと思うのでしたら、レーシックを辞めるのも一つの選択肢と言えます。
納得した上でレーシックを受けることが最も大切なことなのです。
また、最高級のレーシックの費用についての記事も興味深いです。

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